= 次世代型の貸し農園で農業を始めてみましょう! =

人気の貸農園事業をリブランディングし、新コンセプト『農×私らしさ』を打ち出すのは、「自産自消のできる社会をつくる」を理念に掲げる農業ソーシャルベンチャー株式会社マイファームの西辻代表で、学ぶ、運動、繋がるなどのコンセプトで、農業に親しんでもらうのが狙いだ。

貸し農園で実現する農業を通した自然とのふれあいと自己実現

「自産自消のできる社会をつくる」を理念に掲げる農業ソーシャルベンチャー株式会社マイファーム(京都府京都市、代表取締役:西辻一真)は、創業以来続けてきた貸し農園事業『体験農園マイファーム』をリブランディングし、2024年秋の菜園シーズンより新コンセプト『農×私らしさ』を打ち出します。

この新しいテーマのもと、自己実現を叶える次世代型の貸し農園サービスを展開します。リブランディングに伴い、WEBサイトもリニューアルしました。

時代背景に合わせ、次世代型の貸し農園のテーマを「農×私らしさ」とし、とっておきの野菜づくり(=自己実現)ができるサービスを提供していきます。

また、顧客調査から「農×私らしさ」の形を分析すると5つのパターンに分類されることがわかりました。この5つに共通するキーワードには「都市の中の自然」があることから、自然・環境に特化した「グリーン未来活動」を新たにスタートします。

【リニューアルした「体験農園マイファーム」WEBサイト】

リブランディングに伴いWEBサイトもリニューアル

■貸し農園の歴史と次世代型をつくる背景

貸し農園とは、都市住民等が自然に親しむために家庭菜園を楽しんだり、シニア世代の健康・生きがいを創出したり、また子どもの食育・農育に繋がる場です。

1924年に日本初の市民農園が開設され、1975年には農林水産省が「いわゆるレクリエーション農業」として市民農園を認めたことにより、行政主導による市民農園(=第1世代)が増加しました。

2010年頃からはオーガニック栽培での家庭菜園需要や行政との差別化を図る目的で、道具・資材・助言サポートが付属した貸し農園(=第2世代)が農家・民間主導により誕生し、現在に至ります。

マイファームは2007年の創業以来、日本全国で貸し農園事業を展開してきたリーディングカンパニーです。近年、貸し農園の利用者からは『野菜づくりを楽しむ』だけでなく、『野菜づくりを通じて自己実現を図りたい』という声が高まっています。

こうしたニーズに応えるためにも貸し農園サービスはバージョンアップが必要です。

顧客ニーズと未来のマーケット予測から生まれた新コンセプト

■貸し農園での「私らしさ」は5つのパターンに分類される

マイファームの顧客調査の結果、貸し農園利用者の『私らしさ(=楽しみ方・自己実現)』は以下の5つのパターンに分類されました。

貸し農園での自己実現5パターンとユーザーボイス

1.味わう    :作った新鮮な野菜の収穫と調理を楽しむ
2.健やかになる :畑に来ることでの運動習慣やリフレッシュ
3.学ぶ     :農業や環境問題について学ぶ
4.繋がる    :コミュニティや家族との時間を過ごす
5.くつろぐ   :自然の中でリラックスする
次世代型の貸し農園では、この5つそれぞれの「とっておきの野菜づくり」が実現できるようなサービス提供を行って参ります。

■未来を育む「グリーン未来活動」

10年後の貸し農園×都市×自然環境の繋がりを描いた未来図

貸し農園を通じた5パターンの「私らしさ」をさらに分析すると、「都市の中の自然」がキーワード共通点として浮かび上がってきました。そのため、都市の中で自然との調和を目指す新しい取り組みとして、『グリーン未来活動』をスタートします。

この活動は、生物多様性の保護、環境循環の促進、防災対策、そして地域コミュニティの活性化を目的としています。特に、防災対策として、都市農地を一時避難場所として活用する取り組みは、災害時における地域支援の新しいモデルとして都市農地の価値を再認識されると考えています。

・生物多様性

野菜づくりには虫や微生物をはじめとした多くの生き物が有機的に絡み合っています。体験農園内でのビオトープ100ヶ所設置を目標とし、都市の中で生物多様性を維持し、次世代に繋げる場として活動します。

・環境循環

SDGsやカーボンニュートラルなどへの注目・教育が盛んに行われています。体験農園マイファームでも宇宙での農業を見据えて開発された「高機能バイオ炭(宙炭)」などを活用しながらCO2削減を含めたグリーンな自産自消を推進します。

・防災対策

自然災害の多い日本の中で、都市農地としての貸し農園を、一時避難場所や地域支援拠点として活用できる整備を進めています。また独自コミュニティを形成することで、防災意識向上の場としての機能も果たします。

・交流

小さなお子さん連れからアクティブシニアまで様々な年代の方が利用する貸し農園は貴重なコミュニティ空間です。さらなる交流ができる「開かれた場所」として地域に根ざした楽しい活動を行っていきます。

■「自産自消のできる社会」で社会課題を解決する

農業界を取り巻く環境には、食料自給率・耕作放棄地の増加・農家の減少・フードロスなど多くの課題があります。それらの課題には様々な要因があり、議論が行われていますが、当社では私たち、食べる人、一人ひとりの食への意識が下がってしまったことが最大の原因だと考えています。だから、私たちは人を自然の距離を近づけることで、社会課題の解決を目指しています。

人と自然の距離の近づき方は、家庭菜園を楽しむ、農業を学び仕事にする、農家と繋がり食を楽しむ、農業をサポートするなど、自然と同じように多様性に富んでいます。マイファームは、それぞれにとっての「私らしさ」を大切にしながら「農の日常化」がある状態(=自産自消のできる社会)を目指しています。

ビジネスeye

貸し農園には事業者にも利用者にも、メリットが多くあります。

  1. 気軽な農業体験: 貸し農園では、空きがあれば簡単にレンタルでき、農具のレンタルや苗・種の提供もあるため、初心者でも気軽に植物や野菜を育てることができる。
  2. 専門的なサポート: 指導員が常駐していることが多く、栽培に関するアドバイスを受けながら農業を楽しむことができるため、初心者にとっても安心。
  3. 施設の充実: 多くの貸し農園では、トイレや交流施設などの設備が整っており、子供から高齢者まで利用しやすい環境が提供されている。
  4. 遊休農地の有効活用: 貸し農園経営は、遊休農地を有効に活用する方法としても注目されています。これにより、土地が荒れるのを防ぎ、固定資産税の負担を軽減することができる。
  5. 初期費用の低さ: 貸し農園は、他の土地活用方法と比べて初期費用が少なく、経費を抑えた経営が可能。
  6. 収益化の可能性: 郊外や田舎でも貸し農園としての魅力を活かすことで収益化が可能で、地域に賃貸ニーズがない場合でも事業を開始しやすい。

農業を始めるハードルが確実に下がりますので、貸し農園は農業を始めたい人々にとっては魅力的な選択肢となっていますし、事業者にとっても経営しやすい事業と言えます。

企業概要
株式会社マイファーム ( https://myfarm.co.jp/ )
本社所在地:〒600-8216 京都市下京区東塩小路町607番地 辰巳ビル1階
代表者  :代表取締役 西辻 一真
設立日  :2007年9月26日
資本金  :497,500,000円
事業内容 :耕作放棄地の再生及び収益化事業/体験農園事業(貸し農園、情報誌の発行)/農業教育事業(社会人向け新規就農学校、農業経営塾)/農産物生産事業および企業参入サポート/流通販売事業(農産物の中間流通・通信販売)
株式    :東京証券取引所 TOKYO PRO Market 証券コード 5865

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