monogatary.com×文芸誌「文藝」がコラボした小説コンテストの大賞受賞作品を原作として制作され、結成5周年を迎えたYOASOBIのコンセプト「小説を音楽にする」を体現していると言えます。
結成5周年を迎えたYOASOBIのコンセプト「小説を音楽にする」
YOASOBIのリクルート新テレビCM「わからないまま、それでも」篇に起用されている新曲「New me」のMusic Videoが11月30日(土)PM22:00にYouTubeで公開されることが決定し、本日ティザー映像が解禁となりました。
YOASOBIを生んだ小説投稿サイト・monogatary.comと、河出書房新社発行の文芸誌「文藝」がコラボした小説コンテストの大賞受賞作品「白山通り炎上の件」(有手窓 著)を原作に制作された今回の楽曲。
葛藤を抱えながらも、新しい日々に歩みを進める主人公の心境の変化を綴った歌詞と、心が軽やかになるようなメロディのミドルチューンとなっている。
YOASOBIの新Music Video
MV映像は、原作小説となる「白山通り炎上の件」(有手窓 著)のストーリーをもとに制作されており、職場の人間関係に苦悩を抱える主人公が、ひょんなことから巻き込まれるスリリングなアクションシーンまで描写したアニメーション映像を予定しているので、是非心待ちにしていてほしい。
■「New me」Music Videoティザー映像
公開URL : https://youtube.com/shorts/lF2gjF8SkgA
そして、「New me」の原作小説「白山通り炎上の件」を含む、上述のコンテスト受賞作品を集めた書籍『New me ―文藝×monogatary.com小説集―』は現在全国の書店にて発売中。
創刊91年の季刊文芸誌「文藝」と、ソニー・ミュージックエンタテインメントが運営するmonogatary.comが共催して、2023年に実施した新人文学賞【文藝×monogatary.com コラボ賞】受賞の全7作品を収録した小説集となっている。
結成5周年を迎えたYOASOBIのコンセプト「小説を音楽にする」を改めて体感するにはもってこいの一冊になっているので、是非手に取ってみてほしい。
【YOASOBI新曲New me 楽曲情報】
2024年11月11日(月) 配信リリース
「New me」
配信URL:https://orcd.co/yoasobi_newme
作詞・作曲・編曲:Ayase/歌唱:ikura
原作:monogatary.com×河出書房新社「文藝」 小説コンテスト大賞受賞作品「白山通り炎上の件」(有手窓 著)
タイアップ情報:リクルート新 TVCM「 わからないまま、それでも 」篇 TVCMソング
■CM公開・放映情報
・リクルート新 TVCM「 わからないまま、それでも 」篇: 2024年 11月 11日(月) より TV放映中
・10月1日(火) 12:00より、リクルート公式 YouTubeチャンネルにてWEB公開中
CM本編 URL : https://www.youtube.com/watch?v=LI0lBii4R7I
■書籍情報
『New me ―文藝×monogatary.com小説集―』
著者:有手窓 _ 他6名
仕様:四六判/並製/256頁
装画:Havtza
装幀:野条友史(buku)
税込予定価格:1,397円(本体1,270円)
発売日:2024年11月11日
★電子書籍も同日から販売します。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。
ISBN:9784309039213
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309039213/
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【YOASOBI 公演情報】
YOASOBI ASIA TOUR 2024-2025 “超現実|cho-genjitsu”
2024年12月7日(土) ゲスト出演: NewJeans
2024年12月8日(日) ゲスト出演:AKMU
会場:INSPIRE ARENA (仁川)
詳細:https://to.livet.one/YASB2024
2024年12月26日(木)-27日(金)
会場:AsiaWorld–Arena (香港)
詳細:
2025年1月25日(土)-26日(日)
会場:BITEC LIVE (バンコク)
2025年2月8日(土)-9日(日)
会場:TAIPEI ARENA (台北)
詳細:https://www.facebook.com/fun.entertainment.corp/
2025年2月15日(土)-16日(日)
会場:TO BE ANNOUNCED (上海)
詳細:https://weibo.com/u/7870553339
2025年2月22日(土)-23日(日)
会場:Singapore Indoor Stadium (シンガポール)
2025年2月26日(水)-27日(木)
会場:Istora Senayan (ジャカルタ)
詳細:http://yoasobiinjakarta.com
ビジネスeye
YOASOBIは、2019年10月に結成された日本の2人組音楽ユニットです。
メンバーは音楽クリエイターのAyaseとシンガーソングライターのikura(幾田りら)で構成されています。
ユニットの特徴
YOASOBIの最大の特徴は、小説を音楽にするというユニークなコンセプトです。
彼らの楽曲は、ソニーミュージックエンターテイメントが運営する小説投稿サイト「monogatary.com」の作品を題材にしています。
音楽スタイル
ポップで洗練された楽曲
ボカロ的なサウンドと現代的な音楽性の融合
ジャンルを超えたメロディワーク(ダンスミュージック、ロック、HIPHOPなどの要素を含む)
代表曲
「夜に駆ける」が各種主要チャートでトップを獲得し、大ブレイクのきっかけとなりました。最近では、アイドルが大ヒットしました。
メンバープロフィール
Ayase
生年月日:1994年4月4日
出身地:山口県
役割:作詞・作曲
背景:元ボカロP、「先天性アサルトガール」など人気曲を制作
ikura(幾田りら)
役割:ボーカル
経歴:InstagramでのカバーソングがAyaseの目に留まり、ユニットに加入
YOASOBIの魅力は、小説のような奥深い歌詞と、日常的なテーマを扱うことによる音楽の共有感にあります。
彼らの楽曲は、若い世代を中心に幅広い支持を集めており、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込んでいます。
YOASOBIの有名曲
YOASOBIの有名曲には、以下のような楽曲があります。
- 夜に駆ける: デビューシングルであり、YOASOBIの代表曲。多くのリスナーに支持され、音楽ランキングでも高評価を得ています。
- 群青: 2021年にリリースされたこの曲は、疾走感あふれるメロディと深いメッセージ性が特徴で、長期間にわたりチャートに登場しました。
- 怪物: 強いメッセージを持つ楽曲で、多くのファンに愛されています。
- ハルカ: 切なさと希望を歌った楽曲で、卒業シーズンにぴったりな内容です。
- アイドル: テレビアニメ『推しの子』のオープニング主題歌としても知られ、自己犠牲や葛藤を描いた深い歌詞が印象的です。
- もしも命が描けたら: 夢や希望について歌った楽曲で、多くのリスナーの共感を呼んでいます。
- ミスター: こちらも人気の高い楽曲で、YOASOBIらしいストーリーテリングが魅力です。
これらの楽曲は、YOASOBIが小説を音楽にするという独自のスタイルを活かし、多様なテーマと音楽性を表現しています。
YOASOBIの楽曲の売上はどのくらいか
YOASOBIの売上は非常に高く、特にデジタル分野で顕著な成績を収めています。
2023年のオリコン年間ランキングによると、YOASOBIはデジタル(デジタルシングル、デジタルアルバム、ストリーミング)の総売上金額で45.9億円を記録し、デジタルランキングで1位を獲得しました。
この売上の内訳は以下の通りです。
ストリーミング:約90%(41.31億円)
デジタルシングル:約7%(3.21億円)
デジタルアルバム:約3%(1.38億円)
アイドルが大ヒット
特に「アイドル」という楽曲が好調で、2023年のストリーミングランキングで57,036.8万回(570,368,238回)の再生数を記録し、1位を獲得しました。
また、YOASOBIの楽曲は累計で以下のような数字を達成しています。
ストリーミング再生数:11億回以上
YouTube動画再生数:2.7億回以上
デジタルシングルダウンロード数:75万回以上
日本レコード協会によると、YOASOBIはこれまでにダウンロード売上10万以上を記録した楽曲が14曲あり、認定総ダウンロード売上は290万(歴代37位タイ)となっています。
CDの実売上も好調で、2021年にリリースされたアルバム「THE BOOK」は15万7342枚、「THE BOOK2」は13万2585枚を売り上げています。
これらの数字から、YOASOBIがデジタル音楽市場で圧倒的な人気を誇り、高い売上を記録していることがわかります。
YOASOBIの海外展開
YOASOBIは海外でも活動を展開しており、特にアジアやアメリカでのパフォーマンスが注目されています。
海外でのパフォーマンス
- 初の海外ライブ: 2021年12月にインドネシアで開催されたフェスティバル「HEAD IN THE CLOUDS」で初めて海外パフォーマンスを行い、その後フィリピンでも同フェスに出演しました。
- コーチェラフェスティバル: 2023年にはアメリカの「Coachella Valley Music and Arts Festival」に出演し、国際的なファン層を獲得しました。
海外展開の意図
YOASOBIは全楽曲の英語版を制作しており、これはグローバルなリーチを意識した戦略の一環です。
英語版の楽曲は、海外メディアや音楽関係者からの関心を高める目的もあります。
特に「アイドル」は、ビルボードのグローバルチャートで日本人アーティストとして最高位を記録するなど、海外でも人気を博しています。
今後の活動
2024年にはアメリカでの活動をさらに活発化させる計画があり、ハリウッドのタレントエージェンシー「CAA」と契約し、ロサンゼルスでの公演や音楽祭「ロラパルーザ」への出演も予定されています。
このように、YOASOBIは日本国内だけでなく、海外市場にも積極的に進出しており、その音楽とパフォーマンスは国際的な評価を受けています。
YOASOBIの海外ファン
YOASOBIの海外ファン拡大は、アメリカもそうですが、特にアジア地域で顕著です。
海外での音楽展開
- インドネシアとフィリピンでの「Head In The Clouds」フェスティバルで大きな反響
- 「アイドル」が米ビルボード・グローバル・チャート(米国除く)で1位を獲得
- YouTubeやTikTokでのUGC(ユーザー生成コンテンツ)が韓国、北米、南米、ヨーロッパに拡散
ファン拡大の特徴
- インドネシアでは初の海外ライブで観客が感動のあまり涙を流すほどの熱狂
- Twitter上の外国語ツイート数が、ライブ後に急激に増加
- YouTubeでの検索数も大幅に上昇し、数日間高水準を維持
グローバル戦略
- 全楽曲の英語版を制作
- ストリーミングサービスを通じて自然とグローバル市場に進出
- 国内外を区別せず、リスナーを想像しながら楽曲制作
これらの要因により、YOASOBIは急速に海外ファンを獲得しています。