株式会社ファイナンス・プロデュースは、「社会を変える事業を創るためのファイナンスをプロデュースする」をミッションに掲げる、スタートアップ・起業家専門の投資銀行事業を手がける企業です。

2021年5月にドリームインキュベータの新規事業がカーブアウト・MBO(マネジメント・バイアウト)という形で独立して設立されました。

株式会社ファイナンス・プロデュースの主な特徴・事業内容

  • スタートアップのM&A、大型IPO、カーブアウト、資本政策・資金調達といった投資銀行業務を展開しており、特に「セルサイドFA(売却側アドバイザー)」としての支援が強みです。
  • シリーズB以降など成長ステージのスタートアップに特化し、M&AやIPO、VC/PEファンドとの資本業務提携に関するアドバイザリーを提供しています。
  • 「利益相反」のあるM&A仲介方式は取らず、クライアント本位のアドバイスに徹しています。
  • M&Aだけでなく、資本政策、資金調達、ストック・オプション(SO)、デュアルトラック戦略やPIPEs(上場新興企業向けの特殊ファイナンス)、カーブアウトやMBO支援等にも対応。
  • ファイナンス人材紹介サービスも展開し、現場型のネットワークを活かしたマッチングに強みがあります。

実績・案件事例

  • 累計400億円超の資本政策・資金調達やM&A助言実績があります。
  • JDSC(東大発AIスタートアップ)の東証グロース市場上場後、さらなるM&Aによるグループイン(子会社化)に貢献。
  • ポケットチェンジ、HEALTHREE、Helpfeel、CRISP SALAD WORKSなど急成長スタートアップの成長戦略・資本政策に関与。

経営メンバー

  • 代表の松井克成氏はアフラック、SBIインベストメント、ドリームインキュベータで財務・投資・M&A経験を積み、起業。
  • 共同創業者にジェソン義人氏。ほか国内外大手金融・スタートアップ経験者が複数在籍しています(詳細は公式HP参照)。
  • 顧問やアドバイザリーに、国内の著名CFOや起業家、各経営層が名を連ねます。

メディア

  • 全国のM&A・IPO情報サイト、士業・法律・金融・ベンチャー関連メディアで多数紹介されている注目企業です(2024-2025年のメディア掲載多数あり)。
  • 新興上場企業、大企業の新規事業やCVC設立、ファイナンス戦略立案もカバー。

まとめると、ファイナンス・プロデュースは日本の成長企業・スタートアップに特化した独立系投資銀行であり、「セルサイドFA」としてのM&A助言と大型IPO支援、経営人材アドバイザリー等をワンストップで担い、日本のイノベーション・新規事業の発展に大きく貢献している企業です。

ビジネスeye

スタートアップ企業の資金調達は、苦しい状況が続いています。

2025年上半期も全体として厳しさが続き、資金調達総額や社数は前年と比べてやや減少傾向にあります。

また、資金調達手段が多様化し、エクイティ(株式発行)だけでなく、デットファイナンス(融資や社債)、補助金、クラウドファンディングなども活発に利用されています。

主なポイント
  • 2025年上半期の日本国内スタートアップの資金調達総額(補助金やデット含む)は速報値で3,810億円、予測値では4,711億円。社数は速報値で1,209社、予測値で1,469社と、双方とも前年同期比で20%以上減少。
  • 調達金額・社数は大きな回復が見られず、特にレイターステージ(成長後期)の企業ほど調達が難しくなっている。
  • 投資家の姿勢は厳格化しており、実績ある企業には資金が集まる一方、選別が進み、二極化が強まっている。
  • エクイティ以外のデット(融資など)や補助金を活用する企業が増加。100億円規模の大型デット案件は減少した一方、中小型のデットや補助金活用が広がっている。
  • Exit戦略に関しては、IPO数が低調だが、M&A(買収)は活発であり、大企業によるスタートアップ買収が増加。

また、資金調達方法の実際の利用例をみると、助成金・補助金(40.9%)、エクイティファイナンス(18.2%)、デットファイナンス(13.6%)、クラウドファンディング(10.0%)など多様な方法が取られています。

政策面では、政府も「スタートアップ育成5か年計画」などで成長資金とM&A促進に力を入れ、市場全体の底上げを図っています。

このように、スタートアップのファイナンス環境は全体として選別色が強まりつつも、多様な手段が広がり、IPO・M&A出口や資本政策も重要な戦略となっています。

専門家に相談しアドバイスを受けて成功確率を上げるのが非常に重要と言えます。

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