日本の最先端の特許浸透技術「nanoPDS」を使用したアンチエイジングが美容業界を席巻する可能性が出てきました。いままで難しいとされてきた経皮浸透率を実現しています。
「nanoPDS」は、美容業界、化粧品業界のみならず他の業界にも革命を起こす技術と言えます。
株式会社Mytreyaの最先端の特許浸透技術「nanoPDS」で肌年齢4歳の若返りの衝撃

エイジングケア製品の開発・販売を手掛ける株式会社Mytreya(本社:大阪市北区、代表取締役:稲垣正、以下、Mytreya)は、最先端の特許浸透技術「nanoPDS」を採用しています。
日本発のこの技術を使い、ヒト臨床試験では科学的にも肌を4歳若返らせることを実証※1、美容業界で徐々に注目を集めています。
根幹となるnanoPDSは国際的な科学雑誌「Nature」※2にも掲載されるなど次世代のエイジングケアを牽引する革新的な技術として認知が広がっています。
Mytreyaの稲垣代表が専務理事を務める次世代吸収研究会※3は、現在、国立大学と共同で研究をさらに進めており、2025年にはnanoPDSに関する新たな研究結果を学会で発表することが予定されています。
Mytreyaは、この革新的な技術を最大限に活用し、これまでにない新しい製品を創出。すべての人に希望を与え、新しい未来と自分を生み出す製品をこれからも提供し続けます。
※1第24回日本抗加齢医学会総会(2024/5/31-6/2)にて口頭発表
※2「Nature」2022年1月20日発刊号に掲載
※3次世代吸収研究会(https://jisedaikyusyu.or.jp/)
■専門の研究者も驚く「nanoPDS(ナノ・パーティクル・デリバリー・システム)」とは

「nanoPDS」は、これまで難しかった水溶性成分(ビタミンCなど)を肌の奥に浸透させることができる技術です。
肌の表面は皮脂や細胞脂質のバリアで守られ、水溶性成分や500Da(ダルトン=質量の単位)より大きな成分(コラーゲンで30万Daなど)は、そのままでは肌の奥に浸透しないとされてきました。
しかし「nanoPDS」はこの常識をひっくり返しました。
吸収率は一般的な化粧品の約14倍
成分をオイルコーティング後に無水化し、肌バリアをスムーズに通過させ、成分を皮膚の深くまで届けることを実現。
これにより、水溶性成分のビタミンCやNMN※4、コラ ーゲンやヒアルロン酸など、そのままでは浸透が難しい成分も皮膚の奥深くに確実に届けることができ、成分の効 果を大幅に向上させることに成功しました。
その吸収率は一般的な化粧品の約14倍(公的機関調べ)です。
また、この技術を採用したピュアビタミンC+ビタミンC誘導体が濃度37%で配合された当社の美容液の国立大学臨床試験結果は、第24回日本抗加齢医学会総会(2024/5/31-6/2開催)にて口頭発表さました。
発表直後に、大手製薬会社に技術提供を求められるなど大きな注目を集めました。
※4 NMNは若返り物質とも呼ばれる、ビタミンB3群の中に含まれる「β-ニコチンアミドモノヌクレオチド」の略称。
長寿に関係する抗老化遺伝子「サーチュイン」の働きを活性化させる働きがあるといわれ、老化のメカニズムそのものに抗える次世代のエイジングケア成分として、美容業界に限らず世界中の研究者が注目しています。
当社の製品にも配合されているNMNは、次世代吸収研究会が抗加齢医学の国内第一人者というべきDr.を集め、さらなる研究を続けています。
■nanoPDSは安心・安全な製法を採用 ~今後、化粧品業界以外のさまざまな分野で応用可能~

この技術は「非加熱製法」を採用しており、熱に弱い原料を壊さずにそのまま活用できるため、製品の品質を保ちながら、効果的に成分を届けることができます。
「毒性のある有機溶媒」や「防腐剤」不使用
また、「毒性のある有機溶媒」や「防腐剤」を一切使用しないため、安全性が高く、肌への優しさを確保しています。
また、高い汎用性を持つ技術だと考えられていて、化粧品以外にも、食品や医薬品などさまざまな分野への応用が期待されています。
例えば、医療分野では、注射で投与していた薬剤を軟膏やクリームとして皮膚から吸収できるようすると、患者への負担を大きく軽減できます。
また、注射が難しい子供や高齢者向けの薬剤投与にも役立つ可能性があります。ほかにも食品業界では、サプリに活用でき、約3~4倍吸収率を上げる(公的機関調べ)効果が期待できます。

今年学会で研究結果を発表した際には立ち見が出るほど多くの方々に関心を持っていただき、その後も各業界の研究員の方々から「ぜひ話を聞かせてほしい」との声をいただきました。
こういった反響から、この技術の素晴らしさをより実感しています。
Mytreyaが世界で数人の技術者と提携している強み
また、現在、この技術を実現できる研究者は世界で2名しかおらず、いずれもMytreyaの提携ラボに所属しています。
この技術は非常に高いハードルを持ち、繊細ですが、だからこそ日本の誇りでもあり、今後世界に発信することで多くの人々の助けになると確信しています。
今後も引き続き研究を進め、Mytreyaの製品開発に活かしてまいります。
【会社概要】
会社名 :株式会社Mytreya
代表取締役 稲垣 正
本社 :大阪府大阪市北区中津1丁目6-29-2702
事業内容 :エイジングケア製品を中心とした化粧品の開発・販売
ビジネスeye
nanoPDS®(ナノパーティクルデリバリーシステム)は、エイジングケア領域で革命を起こす次世代浸透技術です。
この技術はDDS(ドラッグデリバリーシステム)を応用し、従来のスキンケア製品では不可能だった高分子成分の経皮吸収を可能にしています。
技術の核心
ナノ粒子化とキャリアシステムが特徴で、成分を20-200ナノメートルサイズに加工し「油中水型(WO型)エマルション」を形成します。これにより以下を可能としています。
- 分子量200万の高分子成分(ヒアルロン酸など)も浸透可能
- リポソーム技術比で100倍の濃度実現
- 非加熱製法で成分の活性を保持
従来技術との比較
項目 | 従来技術 | nanoPDS® |
浸透可能分子量 | 500ダルトン以下 | 最大200万ダルトン |
成分安定性 | 加熱処理で変性リスク | 非加熱製法で保持 |
浸透深度 | 角質層表面 | 真皮層まで |
適用成分 | 低分子成分 | タンパク質・核酸等の生体高分子 |
エイジングケア応用例
- NMNとエクソソーム:細胞修復機能を保持したまま浸透
- ヒアルロン酸:通常比3.6倍の浸透量を実現
- ビタミンC:20%濃度クリームの皮膚到達率向上
- 幹細胞培養液:肌再生成分のダイレクトデリバリー
作用メカニズム
- ナノコーティング:疎水性の油膜で成分を包み、角質層を透過
- 層構造突破:皮脂膜との親和性向上でバリア通過
- 持続的放出:真皮層で徐々に成分を放出
臨床効果
臨床試験では以下の効果を示してします。
- 毛穴の目立ち改善(83%)
- 肌のハリ向上(91%)
- くすみ軽減(78%)
今後の展開
医薬品分野では注射不要の薬剤デリバリーが期待され、食品分野では経皮栄養補助への応用が検討されています。
2025年現在、日本発の技術として国際特許を取得し、30以上の美容ブランドが採用するまでに成長しています。
この技術は単なる浸透向上にとどまらず、化粧品と医薬品の境界を曖昧にする「トランスダーマル・セラピューティクス」の新領域を開拓しつつあります。