日本国民の2人に1人が癌にかかる時代だと言われています。また、癌は早期発見がとても大事で、毎年の検査を勧められています。

ただ、定期健診にために休んだり、時間を取るのが億劫だったりしませんか。好きな時、好きな場所で癌検査が手早くできればいいのに、と思った方も多いのではないでしょうか。

それを実現したのが、株式会社HIROTSUバイオサイエンスの「N-NOSE」です。

早期がんリスクを手軽に調べられる「N-NOSE」

株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区 代表取締役:広津崇亮)は、一度の検査で、安価に全身網羅的に早期がんリスクを手軽に調べられる唯一のサービス「N-NOSE」の利用者の検体提出方法の利便性がさらに向上し、全国に設置の郵便ポストからの提出が可能になりました。

※これにより、受検の障壁と考えられている「時間」「費用」「移動」「地理的要因」といった制約を大幅に軽減できる可能性があります。

本リリースでは、全国データに加え、地域ブロック別に特徴を分析し、N-NOSE が果たし得る役割を検証します。

がんは依然として日本人の死因第 1 位を占めていますが、検診受診率は国際的に見ても低水準にとどまっています。

がん検診を受けない理由とは!?

内閣府「がん対策に関する世論調査」では、がん検診を「受けない理由」として「心配なときはいつでも医療機関を受診できるから(23.9%)」「時間がないから(21.7%)」「面倒だから(21.0%)」などが多く挙げられています。

これに対し、弊社が実施した「N-NOSE ご利用者様アンケート」では、「少しでも色々な検査を受けたい(26.1%)」「年齢から必要(18.0%)」「時間・費用が掛かるから(15.4%)」といった“行動の理由”が上位を占め、対照的な結果が示されました。

この対照的な結果は、「従来のがん検診で“受けない理由”とされてきた障壁」が、N-NOSE によって、意識・行動変容が生じ、「受ける理由」へと転換していることを表しているとも言えます。

また、こうした逆転構造は、N-NOSE が従来型検診の課題を補完する役割を果たしていることを裏づけるものであり、社会的にも新たな行動喚起につながり、がんへの向き合い方への変化を生じさせる可能性があります。

※沖縄本島を除く全国の離島にはご利用いただけません。

※ポスト投函専用のキットに限ります。

【がんに対する全国的な課題】

内閣府「がん対策に関する世論調査」によれば、がん検診を受けない理由の上位は以下の通りです。

Q.がん検診を受けない理由

   ●心配なときはいつでも医療機関を受診できるから : 23.9%

●費用がかかり経済的にも負担になるから :23.2%

●受ける時間がないから :21.2%

●面倒だから :22.4%

●会場が遠いから :18.0%

全国的に「がんへの心構え、意識」及び「時間・利便性・費用」が主要な障壁となっていることが分かります。

(出典:内閣府大臣官房政府広報室「がん対策に関する世論調査」調査報告書、有効回答数:1,626 件/2023 年/集計表 5 https://survey.gov-online.go.jp/r05/r05-gantaisaku/)

【弊社顧客アンケートの結果】一方、弊社が実施したアンケートでは、N-NOSE を受けた主な理由として以下が挙げられました。

Q. N-NOSE を受検した理由(全国)

●少しでも色々な検査を受け、がんのリスクを早く見つけたい :26.1%

●年齢から検査をした方が良いと感じた :18.0%

●がん検査を詳しく受けると時間・費用がかかるから :15.4%

●費用が手ごろであった :10.4%

●信頼できると感じた :6.9%

全国調査で「受けない理由」とされた要素が、弊社アンケートでは、逆に「受ける理由」に転換していることが示されています。

(出典:弊社利用者インターネットアンケート※複数回答選択式/全回答比/有効回答数:4,009 件/2025 年 8 月集計)

▶地域ブロック別の特徴と N-NOSE の意義について

関東エリアでの弊社アンケートでは、「少しでも早くリスクを見つけたい」が上位に入りました。

都市部で多忙な生活を送る人々にとって、短時間で完結する検査へのニーズが特に高いことが反映されていると考えられます。

仕事や子育てなどで医療機関に行く時間を確保しにくい層が多い中で、検査が自宅で完結するという点が行動の決め手になっているように見受けられます。

一方、内閣府調査では「時間がないから」が“受けない理由”の上位にあり、関東地域の現状と整合的です。

つまり、従来は“時間がないから受けない”が課題であったのに対し、N-NOSE では“時間が取られないから受ける”に転換している点が注目されます。

このように、関東のような大都市圏においては、N-NOSE は検診を後回しにしてきた層にも行動のきっかけを与え得ると考えられ、働き盛り世代、若年層の健康行動を後押しする可能性を持っています。

―がんが“特別”ではなく“当たり前”に気づける社会、がんが怖くない社会へ

“がんの匂い”を見逃さない。10 年越しの技術と信頼

「線虫」という体長 1mm ほどの小さな生物には、犬にも匹敵するといわれる“嗅覚”があります。私たちはその力を活かし、がんの匂いを感知する新しい検査法を 10 年前に発明しました。

「がんが早期発見できる世界を作り、人々の健康と未来の安心を守りたい」。

この想いを強く持ち、研究に取り組んでまいりました。

当初は、すぐにサービスを開始せず、4年間を臨床研究に費やし、技術の信頼性を丁寧に実証しました。今では、国内外の研究機関や医療機関と連携し、世界的な学術誌への論文掲載や国際学会での発表など、第三者からの評価も積み重ねてきました。

生活者の手に届く“がん検査”へ

N-NOSE は、少量の尿を使うだけで、1 回の検査で全身 23 種類のがんリスクを一度に調べることができる新しい検査です。

これまでに累計 80 万件を超える検査実績を持ち、福利厚生等の企業導入も 2,400 社にのぼるなど、信頼と実績を積み重ねております。痛みもなく、身体への負担もなく、忙しい方でも簡単に受けられ、経済的な価格設定で、ここ数年で個人のみならず、企業の健康経営、予防医療、自治体のふるさと納税など、急速にご利用・導入が広がっています。

発明から 10 年。がんの早期発見の重要性と予防意識のさらなる普及に取り組んでいます。

■HIROTSU バイオサイエンスについて

生物の能力を活かした独自の検査技術の研究開発と実用化を通じて「人々の健康と未来の安心を守ること」を目指しています。

2016 年に設立し、研究者の豊かな発想とたゆまぬ努力で、N-NOSE を実用化いたしました。人生 100 年時代、健康寿命の延伸が重要視される一方で、2 人に 1 人ががんに罹患すると言われています。

こうした社会的課題の解決に、人工機器を凌駕する線虫の優れた嗅覚の力を活用した世界初の画期的な技術をもって貢献いたします。 

会社名         株式会社 HIROTSU バイオサイエンス 

所在地         東京都千代田区紀尾井町 4-1 ニューオータニガーデンコート 22 階 

代表者名     代表取締役 広津崇亮  設立年月           2016 年 8 月 

主な事業内容  線虫および線虫嗅覚センサーを利用したがん検査の研究・開発・販売 

コーポレートサイト  https://hbio.jp/

■「N-NOSE」について  

嗅覚の優れた線虫C. elegansが、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した、がん検査。尿を提出するだけで、簡便・安価・高精度・全身網羅的に早期がんリスクを調べることが可能です。    

サービスサイト:https://lp.n-nose.com/

“がんの匂い”を見逃さない。10 年越しの技術と信頼

「線虫」という体長 1mm ほどの小さな生物には、犬にも匹敵するといわれる“嗅覚”があります。私たちはその力を活かし、がんの匂いを感知する新しい検査法を 10 年前に発明しました。

「がんが早期発見できる世界を作り、人々の健康と未来の安心を守りたい」。この想いを強く持ち、研究に取り組んでまいりました。

当初は、すぐにサービスを開始せず、4年間を臨床研究に費やし、技術の信頼性を丁寧に実証しました。今では、国内外の研究機関や医療機関と連携し、世界的な学術誌への論文掲載や国際学会での発表など、第三者からの評価も積み重ねてきました。

■「N-NOSE plus」について   

N-NOSE の次世代型 “がん種特定検査”。線虫 C. elegansに遺伝子操作を加えて作製した、特定のがん種の匂いにのみ特異的な反応を示す “特殊線虫“を用います。この“特殊線虫”は、特定のがん種とその他のがんを嗅ぎ分ける高い判別能を持ち、非侵襲(ひしんしゅう)な手法でがん種ごとのリスクを判定することが可能です。現在すい臓がん、肝臓がんに対応しています。

サービスサイト:https://lp.n-nose.com/

■N-NOSE あにまる」について 

N-NOSE の技術を応用、開発された愛犬用がん検査「N-NOSE わんちゃん」と、愛猫用がん 「N-NOSE ねこちゃん」。

これまで自覚症状を訴えることができない犬猫が手軽に受けられるがん検査はありませんでしたが、当検査は人間同様、尿を提出するだけという簡単な方法で複数のがんのリスクを調べることができます。

2023 年にサービス提供を開始しました。 

サービスサイト:https://lp.n-nose.com/animal/

(N-NOSEわんちゃん) 

ビジネスeye

線虫がん検査(N-NOSE)は、尿を使って全身のがんリスクを調べる新しい検査方法です。

自宅で採尿し、専用のキットで郵送するだけで受けることができ、痛みや被ばくの心配がなく、費用も比較的安価(15,800円程度)で受検できます。

仕組み
  • 嗅覚に優れた「線虫」という生物が、尿に含まれる「がん特有の匂い」を高精度で検知します。
  • 線虫はステージ0〜Ⅰの初期がんにも敏感に反応し、世界各国の研究で高精度が実証されています。
  • 感度は約87.5%・特異度は約90.2%と報告されています。
対象となるがん
  • 胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、子宮がん、食道がん、胆嚢・胆管がん、腎がん、膀胱がん、卵巣がん、口腔・咽頭がんなどおもに15種類以上のがんに対応しています。
メリット
  • 採尿だけで済むため、身体的負担が少なく、忙しい人でも自宅で簡単に受けられます。
  • 検査費用が比較的安価であるため、定期的なスクリーニングにも向いています。
  • 早期発見に非常に有効で、がん検診の新しいスタイルを示しています。
注意点
  • 検査可能ながんは限定されています(全約15種)。
  • 線虫がん検査のみで最終診断はできず、他の検査と組み合わせることが重要です。

このように、線虫がん検査は手軽かつ高精度な早期がんリスク評価法として広がっています。

健康診断や人間ドックと一緒に活用することで、早期発見率をさらに高めることが期待されます。

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