今回ツタンカーメン展の目玉は、世界初公開ツタンカーメンの黄金戦車!
東京・有明で開催予定のツタンカーメン展は、この規模では国内3回目の開催となる。開催時期は、2024年末から2025年初頭の予定。
今回は、ハワード・カーターの発見により3300年の眠りから目覚めツタンカーメン王墓から運び出された副葬品や装飾品、調度品など約50点を含む140点の古代エジプトの秘宝が展示される予定となっている。
過去に開催されたツタンカーメン展はどんな感じだったのか
古代エジプトの王・ツタンカーメンの黄金のマスクが初めて日本にやってきたのは、前回の東京オリンピックが開催された翌年の1965年のこと。国内3か所で約295万人を動員し、日本の美術展史上最多の入場者数を記録した。
さらに、47年後の2012年に開催された2度目の「ツタンカーメン展」も約250万人を動員。ツタンカーメンは日本の展覧会史に金字塔を打ち立ててきた。
「前回の展覧会は当時、皇太子だった天皇陛下も東京・上野の会場に足を運んでくださり、ツタンカーメンにまつわる数々の品物を熱心にご覧になっていました。
イベント関係者の間では『ツタンカーメン展』は、開催すれば必ず莫大な収益が見込める“ドル箱”として、認知されている。
三笠宮彬子さまが名誉総裁に就任内定
彬子さまの祖父・三笠宮崇仁さまは、中近東の文化研究に造詣が深く、出光興産の創業者の協力を得て、中近東文化センターの設立に尽力されました。その志を継ぐ三笠宮彬子さまが、名誉総裁に就任することとなっている。
イベント企画が進めば、新たな動きがありそうだが、執筆中では追加情報は確認できなかった。
ビジネスeye
エジプト関連の展示会、特に過去のツタンカーメン展をみてみると、ドル箱の展示です。かなりの動員数ですし、エジプト関連のイベントとしては、最強だと思います。
当然、今回のツタンカーメン展も盛況が予想されます。
今回のイベントで特徴的なのは、三大特別展を同時開催するというところです。
「観る」「学ぶ」「賑わう」をテーマとして、ゾーンA、ゾーンB、ゾーンCに分けて開催されます。
「観る」
世界初出展品を多く含む140点が展示されます。時価総額で、1兆3000億円とも言われる展示物です。
「学ぶ」
高精度のレプリカを間近に観ることで古代エジプトを学ぶことができるゾーンとなる予定です。
ここでは、レプリカと写真撮影可能になる予定ですので、人気エリアになることが予想されます。
「賑わう」
オリジナルグッズ、ベリーダンスイベントやナイトライフイベントも開催予定のゾーンです。
エジプト関連のグッズは人気がありますので、お金は多めに持っていったほうがよさそうですね。
今回のツタンカーメンと黄金の太陽王たち展の動員数がすごくなる見込みのワケとは
まず、今回のツタンカーメン展と過去のツタンカーメン展との違いは、インバウンドの外国人観光客の数です。
過去には、インバウンドの外国人観光客は今ほどではなく動員数がほとんど日本人であり、今回の開催では、インバウンド外国人観光客の来場も見込めるため、行列ができるイベントになると予想されます。
次に、世界初公開予定のツタンカーメンの黄金の戦車が公開されることです。これはかなりの価値のあるものです。これだけでも観に行く価値があります。
これらの詳細については現在、ツタンカーメンと黄金の太陽王たち展のHPは更新中であり、展示会の詳細についてもこれから決定されていきますので、注目していきましょう!
ツタンカーメンと黄金の太陽王たち展の詳細
展覧会名: ツタンカーメンと黄金の太陽王たち展
会場:有明GYM-EX(有明展示場)
アクセス: ゆりかもめ 有明テニスの森 徒歩 5分
〒135-0063 東京都江東区有明1-10-1
主催: ツタンカーメンと黄金の太陽王たち展実行委員会
(ツタンカーメンと黄金の太陽王たち | Tutankhamun and kings of the Golden Sun (tutankhamun-ex.jp))
過去の日本国内のツタンカーメン展にみる盛況感
日本でのツタンカーメン展は非常に人気の高い展覧会で、特に近年の開催は大きな注目を集めています。
日本国内初のツタンカーメン展は、1965年に遡ります。事例が古いのでデータの掲載は割愛します。
その47年後の2012年に、日本国内で2回目のツタンカーメン展が開催されました。
2012年 日本国内で2回目のツタンカーメン展の成功で今回の成功も予想できるワケ
2012年に開催されたツタンカーメン展は、特に注目を集めました。大阪と東京で開催され、200万人を超える動員数でした。
- 大阪での開催:
場所:大阪天保山特設ギャラリー
来場者数:93万3130人
人気により約1ヶ月会期延長
東京での開催:
場所:上野の森美術館
特徴:47年ぶりの東京開催
展示内容
展示品数:122点(エジプト考古学博物館所蔵)
-主な展示品:
- ツタンカーメンの黄金のカノポス(内蔵保管器)
- 黄金の襟飾り
- 短剣
- 長さ2m以上の黄金の棺
2012年のツタンカーメン展人気の理由
1. 歴史的価値:47年ぶりの東京開催
2. 希少性:今後の海外貸し出しが困難になる可能性
3. ミステリー性:ツタンカーメン王の謎に迫る内容
4. 科学的アプローチ:CTスキャンやDNA鑑定による新たな発見
来場者の反応
開幕直後から大盛況、お盆期間中は3日連続で1万人超えを記録し、最大5時間待ちの行列ができる盛況ぶり。
運営の工夫
混雑緩和のため入場整理券を発行、開館時間の延長(8月中は9時から18時まで)など。
ツタンカーメン展は日本美術展史上最多の入場者数を記録するなど、日本人の古代エジプトへの関心の高さを示す象徴的な展覧会となっている。