これから起業するなら、どこで会社を登記してビジネスをスタートするのがいいか、ご存じでしょうか。

東京であれば、大田区がスタートアップ支援手厚くサポートしています。

東海エリアであれば、静岡県浜松市が資金調達支援などのサポートが充実していて、とてもおすすめです。

その大田区と浜松市がスタートアップ支援で提携しました。

ものづくりのまち「東京大田区」と「浜松市」がスタートアップ支援で提携

「Meet」「Inspire」「Challenge」「Dream」「Support」をキーワードとして、社会課題を解決する新しいソリューションを世の中に生み出す全国のスタートアップ・ベンチャー企業などが「ものづくりのまち 東京大田区」に集結。

日本産業の復活とさまざまな「出会い」が新しい世界を創っていくことを目指します。今回は、日本有数のものづくりのまち「東京大田区」と「浜松市」がタッグを組んで、本イベントを盛り上げます。

イベント内では様々なコラボ企画を実施します。ぜひご来場ください!

■展示会「Meet New Solution in OTA2025」概要

会  期2025年2月7日(金)10時~17時
出 展 者       約80社/団体(約100小間)
出展分野「脱炭素・エネルギー・環境」、「モビリティ・航空宇宙・ロボティクス」、「AI・IoT・Web3・生産性向上」、「ベンチャーのまち大田区」、「自治体」、「浜松市」、「新製品・新技術コンクール」、「次世代技術展示・体験コーナー」、「ベンチャーピッチin羽田」、「Craftman Storyプロジェクト」ほか
併催イベント              ・次世代技術 展示・体験コーナー ・大田区×浜松市 ピッチイベント/ブース出展 ・蒲田「羽根つき餃子」と浜松が誇るB級グルメ「浜松餃子」が熱い! ・東京理科大学経営学部国際デザイン経営学科×大田区町工場 Craftman Storyプロジェクト  ・スペシャルトークイベント「大田区と浜松市のスタートアップ・ベンチャーを支える者たちの熱い想い」 ・特別ディスカッション「町工場と“新時代”のものづくり」
詳細・ 事前来場登録以下のURLから事前にご登録いただきご来場ください。 https://ota-tech.biz/2025/

■こんな方にピッタリ

・スタートアップ・ベンチャー企業などの投資先をお探しの方

・スタートアップ・ベンチャー企業などを支援する金融機関の方

・自分たちの考えをカタチにするパートナーを探しているスタートアップ・ベンチャー企業などの方

・社会的課題を解決するソリューションを求めている方

・新規事業の立ち上げを担当している方                   など

お問い合わせ先

公益財団法⼈大田区産業振興協会 産業者支援部 国内取引支援係

TEL:03-3733-6126/対応時間 平⽇9:00〜17:00

ビジネスeye

東京都大田区では、スタートアップ企業に対する様々な支援策を展開しています。主な支援内容は以下の通りです。

スタートアップ×大田区企業 ユナイト助成事業

この事業は、スタートアップ企業の試作・開発を支援し、大田区内企業との連携を促進することを目的としています。

- 対象:登記から6カ月以上5年以内のスタートアップ企業(区内外問わず)

- 助成限度額:

  - 大田区内に登記する企業:100万円(令和6年度から増額)

  - その他:50万円

- 助成率:対象経費の2分の1

- 受付期間:随時(予算の範囲内)

HOIP-大田区 実証実験促進事業

この事業は、羽田イノベーションシティを中心としたオープンイノベーションを促進し、地域課題の解決に貢献するスタートアップを支援します。

- 目的:区民生活の質向上やSDGsの推進

- 支援内容:区内での実証実験に対する伴走支援

その他の支援

1. 融資制度:

   - 大田区中小企業融資あっ旋制度「開業資金」

   - 日本政策金融公庫の「新規開業資金」等

2. セミナーと相談:

   - 創業に必要な知識を学ぶセミナー

   - 個別相談サービス

3. インキュベーション施設:

   - PiO PARK@HANEDA:スタートアップ支援を目指す施設

4. 大田区南六郷創業支援施設

   - スタートアップ向けの支援施設

これらの支援策により、大田区は「イノベーションモデル都市」として、スタートアップの成長と地域経済の活性化を目指しています。

浜松市のスタートアップ支援

浜松市は革新的なビジネスを生み出すスタートアップ企業を積極的に支援しています。その支援策は多岐にわたり、効果的な成果を上げています。

支援の主な特徴

1. 資金調達支援:

   - 市が選定したベンチャーキャピタル(VC)と協調して資金調達を支援

   - VCが投資判断をした場合、市も最大4000万円を交付

   - 認定VCが5000万円出資した場合、市から同額を交付する制度も存在

2. 専門家によるサポート:

   - 専門アドバイザーが販路拡大などについてアドバイ

3. 包括的な支援体制:

   - ヒト・技術、モノ、カネ、情報、総合の5分野で構成

   - 「はままつスタートアップ」という新体制を開始し、地域一丸となってサポート

4. インフラ整備:

   - サテライトオフィスやコワーキングスペースの整備

5. ネットワーキング:

   - 浜松ベンチャー連合によるネットワークづくり

支援の実績と効果

- 2023年度までの5年間で36社に対し、合計13億4300万円以上の交付金を支給

- 経済波及効果は33億4900万円と試算(2023年度末時点)

今後の展望

浜松市は「浜松バレー構想」を掲げ、スタートアップ・エコシステムのグローバル拠点都市を目指しています。

この構想のもと、ユニコーン企業や上場企業の創出を促進し、さらなる経済発展を目指しています。

浜松市のスタートアップ支援は、資金面だけでなく、人材育成や環境整備など総合的なアプローチを取っており、今後も地域経済の活性化に大きく貢献することが期待されています。

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