ドコモのdカードが与信審査でAIで搭載した統合システムのR2Engineを導入することになりました。

与信から決済等の業務フローにAIが導入され、業務の効率化が進みますね。

ドコモのdカードの与信審査のR2Engineとは

株式会社NTTデータ(東京都江東区、代表取締役社長 佐々木 裕、以下、「NTTデータ」)とセカンドサイトアナリティカ株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 高山博和、以下、「セカンドサイトアナリティカ」)は、株式会社NTTドコモ(以下、「ドコモ」)に対し、ドコモの金融・決済領域の将来的な事業拡大に向けて、dカードの与信審査に、セカンドサイトアナリティカが開発した審査業務に必要な機能を備えた総合実行基盤であるR2Engineを導入することをお知らせします。

■導入の背景と概要

ドコモでは、金融・決済領域のサービス強化とデータ活用により、dカードの取扱高が拡大しています。これらの与信において、将来的な事業拡大に向けて、高収益化や他サービスへの審査与信展開等を図ることが可能な、審査エンジンが求められていました。

この課題に対して、NTTデータとセカンドサイトアナリティカの両社により、NTTデータの長年にわたるドコモのシステム開発の実績と、セカンドサイトアナリティカの金融・決済領域での豊富なプロダクト導入実績を活かし、セカンドサイトアナリティカのR2Engine を導入することが決定しました。

■R2Engineの特徴

R2Engineは、日々の業務で要求される大量のデータ処理に対応し、審査ロジックの柔軟な設計にも対応でき、審査フローを安定的かつ機動的に運用するための実行基盤となります。

審査業務に必要な機能が充実しており、中でも、AIモデルや最適化モデルを利用した審査フローが実現でき、審査の高度化に貢献します。

開発した審査フローをテストやレビュー後に商用環境に適用する等、安全に運用するための仕組みも提供します。

また、複数の審査フローを同時に実行できるため、他サービスへの展開が容易に実現可能です。

このように、高度な機能を兼ね備え、将来的な事業拡大への対応が可能となっています。

▼R2Engine製品ページ

https://www.sxi.co.jp/aiproduct/red

■各社の情報

会社名株式会社NTTデータ
本社所在地東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル
ホームページ       https://www.nttdata.com/jp/ja/
事業内容NTTデータグループは、豊かで調和のとれた社会づくりをめざし、世界50ヵ国以上でITサービスを提供。
デジタル技術を活用したビジネス変革や社会課題の解決に向けて、お客さまとともに未来を見つめ、コンサルティングからシステムづくり、システムの運用に至るまで、さまざまなサービスを提供。
会社名セカンドサイトアナリティカ株式会社
本社所在地東京都千代田区神田西福田町3番地 RBM神田ビル6階
ホームページ        https://www.sxi.co.jp/
事業内容アナリティクスとテクノロジーを活用したサービスを提供する専門企業。 「AI」の核となる機械学習やディープラーニングなど 新技術のR&Dを行い、様々な業種・分野に対するアナリティクス・コンサルティングサービスと、それを動かすIT基盤やAIサービス(プロダクト)を提供。

<本件に関するお問い合わせ先>

NTTデータ

テレコムユーティリティ事業本部 ビジネスプロデュース事業部 モバイルビジネス統括部

セカンドサイトアナリティカ

管理本部 広報・IR

ビジネスeye

R2Engineは、セカンドサイトアナリティカ株式会社が提供するAIモデルの総合実行基盤です。

以下にR2Engineの主な特徴と機能を説明します。

主な特徴

- 大量のデータ処理や新モデルへの切り替えなど、実運用に必要な機能を備えています。

- 本番環境でのAI運用を容易にし、モデル切り替え時のシステム改修が不要です。

- APIを通じて各業務システムで必要とされるAIモデルを実行可能です。

機能と利点

- 20以上の機械学習アルゴリズムを実行可能で、回帰・分類、ディープラーニング、教師なし学習などに対応しています。

- システムを停止せずにモデルの入替や追加が可能です。

- リアルタイムのオンライン処理と非同期のバッチ処理の両方に対応しています。

- 予測精度を向上させる特徴量を高速かつコスト効率よく生成します。

導入プロセス

R2Engineの導入は最短5ヶ月で可能で、以下のステップで進められます。

1. お問い合わせ

2. 営業担当による詳細説明

3. 提案と見積もり

4. 開発開始

収益構造

R2Engineの収益構造は以下の通りです。

1. フロー売上:R2Engineの導入料

2. ストック売上:月額の保守・運用料

この構造により、初期導入時の収益と継続的な収益を確保しています。

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