英語の上達方法といえば、単語の暗記でも文法の勉強でもありません。アメリカ人や英国人が話したことをそのままなぞって話すシャドーイングが上達の近道なのです。
そんな英語上達方法を教えてくれる英会話スクールがあります。
英語コーチングスクール「TORAIZ(トライズ)」を展開するトライズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三木雄信)は、1066名を対象に、英語学習法「シャドーイング」の認知度およびその効果に関する調査を実施しました。
英語の上達方法のシャドーイングとは?
聞いている英語音声のすぐ後を追って復唱する英語学習法です。
英語を「知っている」状態から「使える」状態へと移行するのに効果的であり、正しい方法・ステップで実践することで、リスニング力だけでなく、発音・アクセント・イントネーション・リズムなど、英語の音のつながりを自然に身につけることができます。
7割以上が「シャドーイング」学習を経験したことがある
回答者1066名のうち、約4割の451名が英語学習法「シャドーイング」を「知っている」と回答。
「知っている」と回答した(n=451)うち7割以上が実際にシャドーイングを学習した経験があることが明らかになりました。


学習ツールは動画プラットフォームが最多で、全体の約4割が活用
シャドーイングの学習法を経験したことのある回答者332名のうち、全体の44.3%(147名)がYouTube、Netflix、Amazon Primeなどの動画プラットフォームを活用していることが明らかになりました。
また、次いでオーディオ教材(Audible、Podcastなど)が40.1%(133名)、学習アプリ34.9%(116名)が利用されており、いずれもスマートフォンやタブレット端末を活用した手軽な学習方法が主流であることがわかりました。※複数回答可

一日の学習時間は15~30分未満が約4割と手軽に実践。学習の継続期間は7割が半年未満
シャドーイングをしたことがあると回答した332名のうち、約4割が一日15~30分未満の学習時間で取り組んでいることが分かりました。
また、継続して学習した315名のうち、約7割は6ヶ月未満続けて学習をした(している)と回答されました。


手軽な学習スタイルで7割以上が「効果を実感」
一日の学習時間が15~30分未満と短時間で取り組まれることが多いシャドーイングですが、学習経験者のうち、72.3%と7割以上が「とても効果があった」「効果があった」と回答。
スキマ時間を活用しながらも、確かな学習効果を実感できる学習法であることが明らかになりました。
また、学習期間とその効果実感については、「3ヶ月~6ヶ月未満」「6ヶ月~9ヶ月未満」「9ヶ月~12ヶ月未満」で0名だったことより、最低でも4ヶ月以上学習を継続することで、より効果を実感しやすくなることも分かりました。


■調査概要
調査方法:インターネット調査(調査委託先:Fastask)
調査期間: 2025年3月19日(水)~ 2025年3月24日(月)
調査対象: 15歳~59歳までの公務員、会社経営、役員、会社員、学生、専業主婦・主夫、自営業、パート・アルバイト1066名
TORAIZ(トライズ)について】
https://toraiz.jp/
学習デザイン理論「インストラクショナルデザイン」に基づき、ゴールから逆算した学習設計と個別指導に より、1年間でグローバルビジネスに必要な英語を話す力=VERSANT(※1)47点相当を身につける英語 コーチングスクール。
高い英語力(※2)を持った専属コンサルタントによる日々の学習サポートと、専属の ネイティブコーチによる週3回の英会話レッスンを行います。
2015年の開校以来約16,000名が当社のプログラムを受講。受講生満足度98.1%(※3)、継続率91.6%(※4)という実績を持ちます。
世界で活躍するトップアスリートの英語学習もサポートしています。
※1:イギリスの教育大手ピアソン社が全世界向けに販売している英語のスピーキングテスト。20点~80点で評価され、日本人の平均は38点(2018ピアソン調べ)。
※2:コンサルタントの各種英語テスト平均スコア:VERSANT 64.9点、TOEIC(R) L&R TEST 937点(2021年9月時点)
※3:当社お客様満足度調査(2022年10月実施)
※4:2020年1月~2023年7月に受講開始した方(受講開始1ヶ月以内での全額返金者除く)の内、途中退会していない受講生の割合。
【会社概要】 トライズ株式会社
https://toraiz.co.jp/
三菱地所、ソフトバンクを経て、代表取締役社長の三木雄信が2006年12月に設立。
ソフトバンク時代に 孫正義社長(当時)の海外出張に同行して英語が全く話せない、聞き取れない経験をしたことから、英語学習を開始。
1年で交渉に負けない英語力を身につけた経験を持つ。「学ぶことを通じて人と組織の可能性を拓く」を経営理念として創業より一貫して「教育」を軸にした事業を提供。
2015年より、ビジネスレベルで通用する英語を1年でマスターする英語コーチングスクール「TORAIZ(トライズ)」を開始。日本の英語教育を抜本的に変え、グローバルな活躍ができる人材の育成を目指している。
ビジネスeye
シャドーイングが英語上達に有効な理由は、英語の「リスニング力」「スピーキング力」「発音」「リズム」「イントネーション」など、英語コミュニケーションに必要なスキルを総合的に鍛えられるからです。
シャドーイングが有効な主な理由
リスニング力の向上
- シャドーイングは、英語の音声を集中して聞き取り、ほぼ同時に真似して発話するトレーニングです。これにより、英語特有の音のつながり(リエゾン)や弱音、強勢を聞き分ける力が自然と身につきます。
発音・イントネーション・リズムの改善
- ネイティブの発音やイントネーション、リズムをそっくり真似することで、日本語話者が苦手としやすい英語らしい発音や抑揚が身につきます。
スピーキング力の強化
- 音声を聞いてすぐに発話することで、英語を「聞いて理解し、即座に口に出す」反射的なスピーキング力が鍛えられます。
語彙力・文法力の定着
- シャドーイングはスクリプト(台本)を見ながら行うことで、正しい語彙や文法を繰り返しアウトプットでき、知識が長期記憶として定着しやすくなります。
自然な英語表現が身につく
- ネイティブの会話表現やフレーズをそのまま真似するため、教科書英語ではない自然な英語表現が身につきます。
読解力・リーディング力の向上
- スクリプトを活用したシャドーイングは、英語を英語の語順で理解する力も養い、英文読解スピードの向上にもつながります。
まとめ
シャドーイングは、英語の音声を「聞く」「理解する」「発話する」というプロセスを繰り返すことで、リスニングとスピーキングを同時に鍛え、発音やリズム、語彙・文法の定着まで幅広い効果が期待できるため、英語上達に非常に有効な学習法です。