世界に5,500万人以上のユーザーを抱えるカレンダーシェアアプリ「TimeTree」が都内で記者会見を開きました。設立10周年を迎えた同社が新たなミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を発表し、これからの同社の行動指針を公開しました。
設立10周年 株式会社TimeTreeの目指すべきものとは!?
ユーザー数全世界5,500万⼈超のカレンダーシェアアプリ「TimeTree」(タイムツリー)を運営する株式会社TimeTreeが、「株式会社TimeTree 設⽴10周年記念 メディア説明会」を都内で開催しました。
このカレンダーシェアアプリ「TimeTree」とは、共有とコミュニケーションを前提としたカレンダーサービスのことです。
家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が簡単に出来て、目的に応じたカレンダーを複数作ることができます。
2015年3月24日よりサービスの提供が開始され、2024年4月には全世界で登録ユーザー数が5,500万を突破しました。「スマホの中の壁掛けカレンダー」として、ユーザーの毎日の生活の中で幅広く利用され、今なおシェアを拡大中の人気サービスです。
株式会社TimeTreeが掲げる新たなミッション・ビジョン・バリュー
同メディア説明会に登壇した株式会社TimeTree 代表取締役社⻑の深川泰⽃氏は、創業10周年を迎えた2024年9月を機に、自社で掲げるミッション・ビジョン・バリューを刷新するとのことで、新たなミッションは<「誘おう」をつくる>、ビジョンは<「あの人と共に生きる未来へ誘そう」>など、いずれも“誘う”がキーワードになっていると言います。
深川氏は「TimeTreeが誰の背中を推すのかを考えた時、それは誘う人である」とした上で、たとえば「毎日忙しくてあくせくしているのをなんとか変えたくて予定を共有しようと誘う人。
週末に楽しいイベントを企画して一緒に行こうよと誘う人。そういう誘う人たちが、わたしたちが応援すべき人たちであり、そういう人たちのなんとかしたいという想いがあったからこそ、TimeTreeは成長できました」と刷新への想いを説明しました。
なお、自社内の行動規範であるバリューの3要素も刷新したとのことです。
そして、上記ミッション・ビジョンの想いを動画にした、「あの人と共に生きる未来」をテーマにしたブランドムービーも初公開となりました。TimeTree公式YouTubeにて現在公開されています。
最後に深川氏は、「TimeTreeが、新しいミッションでいうところの誘う人を応援することで、人々のポジティブな人生を、日々の時間を、世界中に増やして行きたいと思っています」と決意新たにコメントしました。
なお、同説明会では、株式会社TimeTreeの10年間の歴史を振り返るとともに、会社全体としての取り組みや事業領域についても紹介。
今後の展望や運営⽅針として、カレンダーサービスならではのマーケティングソリューション、カレンダー×推し活領域への拡⼤、予定データを活⽤した顧客理解、AI隆盛の時代におけるビジョンなども説明されました。
同氏は「TimeTreeは今後もテクノロジーの⼒で世界中によりよい⾏動選択と予定管理のあり⽅をご提供し、⼈々が⼤切な時間をより良く使えるよう、⼀層貢献してまいります」ともコメント。今後のTimeTreeの展開に注目です。
公式サイト:https://timetreeapp.com/
ビジネスeye
補足情報として、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」についてご紹介したいと思います。
TimeTree(タイムツリー)は、予定の共有と相談が簡単にできる人気のカレンダーアプリです。その主な特徴と機能をご紹介します。
基本機能
- 複数カレンダー管理: 家族、友人、仕事など、様々なグループごとに別々のカレンダーを作成・管理できます。
- 予定の共有: 新しい予定や変更された予定は、自動的に共有メンバーに通知されます。
- コミュニケーション機能: 各予定にチャット機能があり、詳細な相談や情報共有が可能です。
- ToDoリスト・メモ機能: 日程が決まっていない予定や情報も共有できます。
利便性
- マルチプラットフォーム: スマートフォン、タブレット、PCから利用可能です。
- Googleカレンダー連携: Googleカレンダーのデータをインポート/コピーできます。
- 最大200人共有: 大人数でのスケジュール管理にも対応しています。
特殊機能
- 公開カレンダー: イベント情報を不特定多数に発信できるカレンダーを作成できます。
- TimeTreeギフト: カレンダーを共有する相手に気軽に贈り物ができるサービスです。
利用料金
- 基本機能は無料で利用可能です。
- 有料版の「TimeTreeプレミアム」では、広告非表示やファイルアップロードなどの追加機能が利用できます。
TimeTreeは、その使いやすさと多機能性から、家族や友人との予定共有はもちろん、ビジネスシーンでのプロジェクト管理やシフト管理など、幅広い用途で活用されています。
新しいMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)のもと、深川社長の手腕に期待が持てる記者会見でした。